eco検定とエコピープル
インタビュー
  • やまだひさしeco検定を受検する
2008/04/01

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「動機」

――エコ検定を受験しようと思ったきっかけは何ですか?

やまだ:エコロジーを楽しく・面白く・身近なものとして伝えられたらと思って、僕は自分のラジオ番組でもよく取り上げたりイベントも開催したりもしているのですが、「芸能人だから」、「口だけ、形だけだろう」と言う声は聞こえてきました。"日本人は資格や認証に弱い"。そこで自分を試してみようと思いました。これまでの自分の道のりは、「知識より体験、体感からスタートしたエコ」でしたが、逆にその体験が身に付いているか、自分自身でも確信が欲しかったのです。試験は高校受験以来でしたが、思い切り頑張ったので楽しめました。ただ、「満点」を目指していたので、合格はしましたが・・・正直悔しさは残りましたね(笑)。

過程

――――勉強方法や試験までの過程を教えてください。

やまだ:まずは、インターネットとラジオの特性をフルに利用しようと思いました。自分は専門職でエコロジーや環境を勉強している訳ではないので、情報収集や情報交換の手段を探す必要がありました。その点、インターネットのある時代でよかったです!自分のラジオ番組でリスナーに呼びかけた結果、個人ブログによる情報提供や、模擬問題の作成をしている人がいたり、中にはご丁寧に引っ掛け問題まで提供する人が現れました(笑)。これらが無償の提供であることに感動しました。インターネットについていろいろ言う人はいますが、いい時代だと思います。こういった方々の無償の行いは、「自分のためにやった」ことが「人のためになるかも」という流れだと思います。これこそがエコロジーのマインドに繋がっていると思いますね。素晴らしい潮流になりました。

試験当日の様子

――受験当日について聞かせてください。

やまだ:よく言うのは、「前日は徹夜をしない、当日は朝飯を食べていった方がよい...」などですが、昔母親に言われた言葉を思い出してその通りにしました。お酒は飲みすぎないよう注意し(笑)、コンディションをベストに持っていくよう気を付けました。本当に、ラジオのトークにならないくらい真面目にしましたよ(笑)。不安だったし逃げたくもなりました。だからこそ、友達に呼びかけて受験することを薦めますね。たとえ自分だけが合格できなくても、命をとられる訳じゃないでしょう。それより自分によいプレッシャーを与えることができました。会場では周りの人が余裕を見せるので、自分もさり気なくしていました。ディレクターも一緒に受験をしたのですが、ぎりぎりまで勉強しなかったようなので、正直ダメだろうと思いましたが、ラストスパートが凄かった!結果発表はラジオの生放送中だったので本当にドキドキしました。マークシートを塗り間違えていたらどうしようって(笑)。しっかり見直ししたら残りは試験終了まで10分くらいで、さほど時間は余りませんでした。周りの受験生が結構途中退出をしていてプレッシャーを感じました。結果的に満点は取れませんでしたが、ここで満点を取っていたら、自分の性格からして、調子に乗ってエコをやめていたかも知れません。神様がそうしてくれたのだろうと思います(笑)。

合格して

――合格してからの感想は?エコDJとしてのメッセージは?

やまだ:合格者は"資格マニア"になって欲しくないです。この検定試験は"エコを学ぶための入口"だと思うんですよ。僕もエコピープルのカード(合格カード:裏面にエコピープル宣言という7つの項からなる宣言文が記載されている)をもらって、エコピープルの一員になりました。"エコ検定合格者同士の共通語"で喋れるようになったし、共通のマインドを持って、これから自分たちに「何ができるか?」が楽しみです。また、合格者同士が集う「場」が欲しいですね。「僕はDJ、君は弁護士。じゃ、僕等に何ができる?」「何を伝える?」という会話が飛び交う場があればいいですね。受験者は男性サラリーマンが多かったと思いますが、もし仕事で上司から言われて受験しているのだと、せっかくのエコマインドも会社の仕事から外へ出て行かないと思います。下手をすると、そのお父さんは家庭でも受験したことを話していないかも知れないですね。それでは広がらないし、つまらない。また、自分は人前でしゃべることが好きだから、エコに興味がある人ばかりのところでなく、興味がない人に対してエコを伝えていく力になっていきたいと思います。その点エコ検定は専門用語ばかりの問題でなく、生活感もあり、内容がよかったですね。強いて言えば小学生くらいをターゲットにした子供用の検定試験があってもよいと思います。テスト形式でなくても、体験プログラムから学べる方法でもよいですね。また、外部の受験対策セミナーを受講してみたのですが、合格させることが目的で、時間がない中で集中して要点を整理するという点で仕方がない部分はありますが、少々単調でした。知識を詰め込むよりも、エコロジーを通じた「和」をもって欲しいと思います。逆に、自分が対策セミナーの講師だったら、話に無駄が多くて「いいから先へ進め」と言われそうですけど(笑)。

今後の展開

――2007年度からは検定試験も年2回の施行になり、試験地もさらに広がっていきます。これから受験しようとしている方へ、メッセージをお願いします。

やまだ:「受験してみよう」と思ってくれるだけで嬉しいですね。その気持ちや「気付き」が大事なんだと思うんですよ。僕は今まで、何かを真剣に勉強したことがあまりありませんでしたが、この検定試験に合格し、「自分の生き方に自信を持てるようになった。」と思います。難しいと感じても頑張る価値はあります。自分を支えるものになるでしょう。最近までは僕も「エコロジーは大事だけど、せっかく豊かになったのに、今度は節約しろ。」では正直言ってつまらないと思っていました。"エコ活動はもっと楽しいもの"で、"面白くエコを学び、エコを実践する方法"がきっとあるはずです。そのためには環境を考える意味を知ること、毎日を過ごす中で環境と自分との位置を確認することが大切だと思います。この検定試験は、"環境"を考えるとき、きっと役に立つと思います。

「皆さん、頑張ってください。合格して、エコピープルの一員になって、僕たちと一緒に楽しくて・面白いエコロジーを実践しましょう!」

《プロフィール》
・北海道出身
・19★★年5月4日生まれ。
・第37回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞受賞('00.5)。
・TOKYO FMをキー局にJFN系列全国36局ネットプログラム
 「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」(月~木/25:00-27:00)のメインパーソナリティ。
 http://www.jfn.co.jp/dx/
・"カリスマ・エコDJ"として、中・高校生を中心に深夜のドライバーまで広く支持を得ている。
・2005年、「日本ベジタブル&フルーツマイスター協会」が行う『ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター』を、男性DJでは初めて資格を取得し、昨年は「エコ検定」にも無事合格。エンターテイメントや食を通して、身近な視点から環境について考えた初の単行本「やまだひさしの日本縦断(エコ)アンリミテッド」(ソニー・マガジンズ)も発刊。エコロジー初心者の中高生から、大人の方まで幅広い層に楽しめる内容になっている。 環境教材DVD、「Amigos del Sol-太陽の友達-やまだひさしが挑戦した自然エネルギーの可能性」の企画立案・制作・出演を環境省より委託され、このDVDは国内の中高校へ無料配布された。

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