エコピープル

子どもたちに健全な未来の引き継ぎを

齊藤 明朗

Profile

活動エリア 川崎市、横浜市
eco検定合格年 2009年(第6回)
年齢 64歳

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自己紹介

 60歳で定年退職して、やっと定住できるようになったので、遅ればせながら地元の川崎市を中心に環境保全活動を始めました。現役時代は土木の技術者でしたので、自然環境の改変とその影響を緩和する努力についても学んできました。
 現在は、川崎市多摩区内の里山保全活動、河川周辺の美化活動を通じ、こどもたちに里山や河川の自然に親しんでもらう活動を行っています。また、川崎市地球温暖化防止活動推進員、IPCCレポートコミュニケーターとして、気象変動の緩和、CO2抑制の啓発のため、市内の小学校の出前授業にもできるだけ参加するようにしています。ただし、現在はまだ週5日間勤めていますので、活動は主に、夜間及び休日です。
 資格等:環境教育インストラクター、CSR検定3級、川崎市地球温暖化防止活動推進員、IPCCレポートコミュニケーター、地すべり防止工事士

eco検定へのきっかけ

 私が学生だった1970年代前半は、国内では公害の問題が顕在化し、世界ではDDTをはじめとする化学物質による生態系への影響が大きく取り上げられるようになり、国連で初めて環境をテーマとした人間環境会議が開かれました。またローマクラブの「人類の危機」レポートである「成長の限界」が発表され、私はこれらに大いに影響を受け、地球は、資源、環境容量からみて有限であることを実感し、環境問題に興味を持つようになりました。
 eco検定を受けるきっかけは、書店で教本を見つけ読んでみたところ、自分の興味と一致したので受けてみました。

エコピープルとしての活動

 日向山うるわし会関係:川崎市市民健康の森に指定されている東生田緑地(通称、日向山)の遊歩道の手入れ、笹藪の笹刈り(キンラン、ギンラン、タマノカンアオイなど山野草の保護)などの緑地保全活動および東生田小学校、高津養護学校分校の里山活動支援のための準備を行っています。また、年2回、主として小学生にネーチャーゲーム、木材・竹細工支援など里山の自然に親しんでもらう活動を行っています。
 また、2か月に1回開かれる川崎市7区の市民健康の森管理団体交流会で活動状況などの情報交換を行っています。
 多摩区まちづくり協議会多摩エコスタイル関係:商店街の祭りに合わせて出展し、ゴミ分別ゲーム、ソーラエネルギーの普及啓発活動を実施したり、生田緑地サマーミュージアムでシュロのかご造り講習会を行って身の回りの自然の利用について訴えたり、区民祭で生田緑地に出店し、区民祭参加者にエコな生活習慣の聞き取りをし、ポストイットで張り出すなど多摩区のエコな生活の普及に努めました。
 エコフェスタかわさき関係:年1回開催される川崎市の地域環境リーダー講座修了生の祭典である「エコフェスタかわさき」において、当年度の川崎市地域環境リーダー講座修了生の発表の場を設けるとともに、川崎市地域環境リーダーが、主に小学校における環境教育について4人の講師の事例を聞きながら、地域で行う環境講座のプログラムについて考えるワークショップを企画しました。
 川崎市地球温暖化防止活動推進員関係: 市内の小学校へ出前授業に行き、温暖化の現状を説明するとともに、ゲームを通じてCO2抑制の啓発活動を行っています。

エコピープルとしての今後の活動計画

・日向山うるわし会・多摩川エコミュージアム関係:日向山の緑地保全活動および東生田小学校、高津養護学校分校の里山活動支援のためのサポート、多摩川の河川敷の清掃を行います。また、ぼっこ祭りや多摩川で行われる行事を通じて子供たちに自然の材料を使った遊びや川遊びの場を提供し、自然に興味を持ってもらうようしていきます。

・多摩エコスタイル関係:向ケ丘遊園の商店街と買い物客のエコな活動を充実させるために商店会、市及び大学と協議を重ねていきます。また、区内の行事に出展し、区民にエコな生活をアピールしていきます。

・川崎市地球温暖化防止活動推進員関係: 市内の小学校へ出前授業に行き、温暖化の現状を説明するとともに、ゲーム等を通じて地球温暖化防止を理解し、温暖化防止活動の実践を呼び掛けていきます。

PDF [ ぼっこ祭り13 ]

社会へのメッセージ

 日本人の生活は、世界中の人が同じ生活をしようとすると、持続可能な地球の大きさは現在の2.8倍程度といわれています。つまり、発展途上国が現在の日本人のような生活を始める前に日本人は現在のようなエネルギー・資源の大量消費を改めなければ資源・エネルギーの枯渇、食料不足、汚染物質の蓄積などにより地球は現在住んでいる生物が生きていけない星になる可能性があります。我々が今の延長線上の生活を続けていくと、食料、資源、CO2を含む廃棄物が地球の循環容量を超え、自分もしくは次の世代が悲惨な生活を送ることになります。そうならないようにするためには、世界の人たちと公平な配分と負担について話し合い、今の生活を変えていく必要があると思います。競争は度を超すと共倒れとなります。これからの時代は、世界の人たちと情報を共有し、お互いを尊重し、協調していくことが大切だと思います。

eco検定受験者、学生へのメッセージ

 我々が生存していくためには、温暖な気候、激しい自然災害が少ないなどの自然環境はもちろん大切ですが、経済格差、権利のうえでの平等などの社会的環境も大切です。これに極端な差があると人の心は不安定となり、それが増幅すると紛争が発生し、皆が傷つくことになります。eco検定を受験する人、学生さんには、持続可能な社会について考えていただければと思います。おりしも、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が国連で採択され、2016年1月からスタートしています。

※この情報は2016年11月15日時点での内容です。
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