エコピープル

浜松市「浜と松プロジェクト」~海岸林と中田島砂丘を守ろう~

荻 哲也

Profile

活動エリア 静岡県浜松市 浜名湖、遠州灘
eco検定合格年 2012年(第12回)
現在の職業 高校教員
年齢 43歳

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自己紹介

オイスカ高等学校 教諭

■オイスカ高等学校は、国際NGOオイスカ・インターナショナルを設立母体として、その理念に基づいた「自然の恩恵に感謝し、国際社会に貢献できる心豊かな日本人を育成する」を教育目標に活動を実践しています。浜名湖のほとりの豊かな自然環境に恵まれ環境学習にも力を入れています。

■造園建設業を経て現在,理科教員をしています。自然が好きで一年中、緑化活動や、ゆるくサーフィン、冬はスノーボードを生徒たちと楽しんでいます。

eco検定へのきっかけ

書店でテキストを見かけ、丁寧な作りと読みやすさに即購入しました。様々な環境分野がまとめられており、頭の中の環境知識が整理できます。「環境」に向き合う入門書にとても良いと思い、高校と隣接の専門学校の教材に使用しています。

エコピープルとしての活動

●浜松市遠州灘海岸と海岸林の保全活動として、市木「松」と三大砂丘の「中田島砂丘」の被害現状に着目し、沿岸地域の保全活動団体と若い力(学生)が繋がる環境保全活動に努める。
●津波対策の防潮堤植林で抵抗性の松苗木を卒業生や地域住民と協力して育てながら、植林や松林のイベントを通じてコミュニティの輪を広げる。
●浜名湖マングローブ植栽による水質浄化実験
●地域企業と保護者との連携による森作り活動

<協力団体>
・市民団体:海岸侵食災害を考える会、海岸侵食災害から住民を守る会、根っこの会、ネイチャークリーン
・行政関係:静岡県西部農林事務所、静岡県浜松土木事務所、浜松市、西遠林業種苗共同組合
・企業:ヤマハ発動機株式会社、中村建設株式会社

エコピープルとしての今後の活動計画

浜松市遠州浜海岸林の保全活動

 市木「松」は、姫街道や山、沿岸部に植栽され「浜松市」にもっともなじみ深い植木である。湖岸や海岸では防風林、防潮林として砂塵、塩害から住民生活や田畑を守ってきた。
しかし、昨今のマツクイムシの影響から市内の松が激減をしているため、今日までの「松」の歴史・性質を調査し、これからの「松」について何をすべきかを考え、松林の再生に向けて地域団体と協力して保全活動をしていく。
 浜松市遠州灘海岸で大規模な防潮堤工事が建設されているため多くの海岸林が伐採されている。緑の衣(海岸林)を再生するために、学校で抵抗性の松や広葉樹の苗木を育て、防潮堤完成箇所へ植樹する。植樹後は、生育調査や下草刈り、枝打ちなどの管理を行い、海岸林の保全を継続していく。
 生徒たち自ら出来ることを考えてもらい、地域住民の関心も高まるように活動を継続し、やがては卒業生、地域と協力して松林イベントを通して植林や松林コミュニティの輪を広げていきたい。

社会へのメッセージ

 自然の恩恵によって生かされていることへの「感謝の心」を持つ、心豊かな子どもたちの育成を担い、「ありがとう」の言葉飛び交う地域、ワクワクできる未来づくりを考えていきたいと思います。

eco検定受験者、学生へのメッセージ

 eco検定を学ぶことで、環境知識だけでなく「利他の心」が養われ、「人間力」も育まれ、今後の環境活動が有意義なものになると思います。
 私は、海外も先進国だけでなく、後進国の実態を知る、体験することで日本の豊かな生活は当たり前でないことを痛感しました。そして、豊かな経済成長を目指すことで公害問題の過ちを再び繰り返しています。「環境保全とバランスのとれた経済成長」は、永遠のテーマです。自分たちにできること、ぜひ足下からのアクションを心待ちにしています。

※この情報は2016年12月16日時点での内容です。
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